BTS入隊をめぐる「日テレ記者」の受難 日本の“アーミー”の怒りを買ったワケ

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 今月13日、7人組の韓流アイドルグループ「BTS(防弾少年団)」のメンバー・ジン(30)が兵役に就くため、京畿道にある新兵教育隊に入隊した。所属事務所のBIGHITが、混乱を避けるためファンに見送りに来ないよう再三呼び掛ける中、日本テレビ系列のソウル特派員の記者が現地に取材に行くことをTwitterで宣言。日本のファンから批判が殺到している。

愛を持って伝えます

 今月12日、入隊を直前に控えたジンはSNSで丸刈り姿を公開。合わせて所属事務所は「安全のため、見送りに来ないように」と再度呼びかけていた。

 SNSにはファンによるメッセージやイラストが多数投稿され、「ジンを静かに見送ろう」とファン同士で呼びかける様子も見られた。

 そうした中、日テレ系列のソウル特派員記者である原田敦史氏が入隊当日に行ったTwitter投稿がファンの中で物議を醸している。

〈ずっとこの日をどう伝えるべきか悩んできました。だけどファンの皆さんが行けないなら、空気感を伝えられるのはメディアなのかなと…。『取材に行くべきではない』との意見も多くあります。批判も覚悟。だけどこれは私の責任。本人や皆さんに迷惑をかけないよう配慮し、愛を持って伝えます〉

 ジンが入隊する新兵教育隊周辺と見られる写真も併せて投稿されており、警戒にあたる警察官が多数写っている。これに対し、ファンは事務所の注意を無視するのかと激怒。

〈ファンは行けないのではなく、行かないのです。空気感をメディアに伝えて欲しいとも思っていません〉

〈本人に迷惑ですし、行く時点で愛などありません〉

 などと、200件超の返信が寄せられている。

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