ハリウッドで活躍する日本人アーティストの初監督作品 イベントに登場した80年代大人気俳優の顔ぶれ
特殊造形アーティスト・片桐裕司監督の初アクション映画
11月25日から27日にかけて、3年ぶりのリアル開催となった「東京コミコン2022」。コミコンとは、1970年からアメリカで開かれている、漫画・アニメ・映画などポップカルチャーの祭典のこと。現地アメリカでは、毎年13万人以上の来場者が集まる大イベントだ。
その日本版たる東京コミコンでは、ハリウッドで特殊造形アーティストとして活躍する、片桐裕司監督が手がけた初のアクション映画「END OF LOYALTY(原題)」の完成記念上映と舞台あいさつが行われた。片岡氏はスティーブン・スピルバーグやサム・ライミといった名監督の作品に参加したキャリアの持ち主である。
壇上には、マイケル・パレ氏(64)やヴァーノン・ウェルズ氏(76)も登場。名前を聞いてピンとこない方もいるだろうが、パレ氏は80年代の大ヒット映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の主演俳優。ヒット曲も多数生まれた同作を懐かしむ世代もいることだろう。当時は甘いマスクの二枚目という感じだったが、年月を経てかなり渋い香りを漂わせている。
ウェルズ氏もまた80年代大ヒット映画の出演者。「マッドマックス2」でモヒカン頭の暴走族役で一躍注目を集めた俳優である。
さらに、アナウンサー・生島ヒロシ氏(71)を父に持ち、俳優、またコンテンポラリーダンサーとしてマルチに活躍する生島翔氏(37)の姿も。
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