「普段は電車移動だし……」 元光GENJI・大沢樹生が語った区長選挙出馬の動機は
「“芸能人は歌って踊ってりゃいい”と言われてしまうけど…」
俳優の大沢樹生(みきお)氏(53)がこの度、来年4月の東京・北区長選への出馬を宣言した。
【写真を見る】2018年末、プロレスデビューを果たした大沢樹生
言うまでもなく、大沢氏といえば、超人気アイドルグループ、光GENJIの元メンバー。その中でもトップクラスの人気を誇った存在で、いまでも知名度は抜群。
選挙に必要とされる「地盤・看板・カバン」のうち「看板」は鉄板だといえるだろう。
“必勝祈願”のために東京十社のひとつ、王子神社を参拝した大沢氏に話を聞いた。
「主演を務めた公開中の映画『サムアップ!!』の舞台が北区で、地元の皆さんにはとてもお世話になりました。僕自身も隣の文京区出身で、下町育ち。空き店舗が増えた商店街を再び活性化したい。北区は飲食店も多いので、経済対策は最重要です」
と熱く意気込みを語る。地盤はともかく、お隣出身なので何となくの地縁はあるということだろうか。
政治を志したきっかけは?
「コロナ禍でエンタメ業界も大きなダメージを受けましたが、何かを発信しようとすると“芸能人は歌って踊ってりゃいいんだ”と言われてしまう。外からは華やかな業界に見えますが、僕だって普段は電車移動だし、自分の目で世間を見ています。この年まで周りの人々に支えられてきたから、社会に恩返ししたい」
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