優勝したのに“クビ”に…わずか1年で解任された「悲運の監督列伝」
「バカヤロー!」
プロ野球の監督は「一度はやってみたい」男の夢だが、結果を出さなければ、1年でクビになることもあるし、過去には結果を出しながら、解任された監督もいる。【久保田龍雄/ライター】
就任1年目に優勝したにもかかわらず、解任されたのが、1960年の大毎・西本幸雄監督である。同年、大毎はチーム打率.261、チーム防御率2.65(いずれもリーグトップ)と投打がかみ合い、2位・南海に4ゲーム差の82勝48敗3分けで、前身の毎日以来、10年ぶりVを達成した。...