「宮台真司教授」襲撃事件には一時公安部も投入され 迷宮入りかそろそろ逮捕か?

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ある程度のところまでは

 捜査そのものについては、防犯カメラの映像を繋いで逃走経路などを特定するというオーソドックスな手法で進められている。いまだ犯人の特定に至っていないのはなぜか。

「男は犯行後、防犯カメラが少なめの住宅街の方に逃げて行ったこともあり、足取りをつかむことに手間取っているという話も聞こえてきています」(同)

 その一方で、

「このまま迷宮入りかというと、そこまで行き詰まっている印象は受けないですね。住宅街とはいえ防犯カメラが1つもない“カメラ砂漠”エリアではなく、当初の動きは掴めているわけで、“ある程度のところまでは絞り込めている”といったニュアンスも関係者から聞こえてはきています。その“ところ”というのが人物なのか地域なのか、判然としないのですが」(同)

 迷宮入りとまで悲観的な状況ではないが、かといって逮捕間近と楽観視できる状況でもないというところのようだ。

 宮台氏の口を封じるべく、男は強い殺意をもって犯行に及んだことは明らかだ。その宮台氏が退院後すぐに発信を再開したことで、さらなる犯行に打って出る可能性も否定できない。宮台氏の身の安全を確保しつつ、捜査が進展することが望まれる。

デイリー新潮編集部

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