「修学旅行のお土産“七福神”を燃やされ…」創価学会2世の証言 長井秀和も学会からの抗議書に徹底反論

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「統一教会と同じ構図」

 再び長井氏の談。

「信者である親を盾にして、その子どもに攻撃を加えるというのは統一教会と同じ構図だと強く感じます」

 学会は長井氏の親に確認し、長井家が購入したのは自宅の3階にある145万円の仏壇だけで到底2千万円には及ばない、と主張している。その金額の相違については、

「仏壇の金額については母親が忘れている部分もあるでしょうし、何より、母親はいまも学会の信者ですから、実際はお金がかかっていたとしても、それをはっきり言えない事情があるのだと思います」(同)

 として、長井家の仏壇事情をこう続ける。

「うちは何度か引っ越しをしていて、東京の武蔵村山市にあった3階建ての自宅に住む前、高校生の時には同じ市内の借家に、小学校に入るくらいの時には東久留米市に住んでいました。引っ越しをするたびに仏壇も買い替えていたんです。またバブル期には、“仏壇は良いもののほうがご利益がある”という風潮があり、わざわざ仏壇を高価なものにしていました。地域の新しい入信者に買ってあげたこともあり、トータルで8、9基くらいにはなるはずで、それらをひっくるめると2千万円相当になります」

 こうした事実をひっくり返そうと、実の親まで駆り出す創価学会。まさに言論封殺。統一教会との類似点を指摘されても仕方あるまい。

「1千万円近くは仏壇の代金に消えた」

 しかも、この高額仏壇問題は長井家だけに限らない。別の「2世」である元信者の女性が語る。

「私の家も合計で1千万円近くは仏壇の代金に消えています。祭壇のような、鐘も鳴らせる大きな仏壇は500万円ほどもしましたし、その後、引っ越した時には、180万円ほどのものを購入しました。扉を閉めると押し入れに見えるタイプの仏壇で、いまはそれがはやっているようです。それ以前にも何度か仏壇を買い替えており、そのくらいの金額にはなります。もちろん、高価な仏壇のほうが功徳が積めると言われていました。創価学会が日蓮正宗から破門された後には日蓮正宗の鶴の紋がついた仏壇が使えなくなり、買い替えを余儀なくされたこともありました」

 とかく排他的な学会の体質。小学校時代にはこんな“異様な”体験もした。

「修学旅行の時に七福神の置物をお土産で買ったんです。“かわいいな”とお小遣いを全部はたいて買ったら、親からえらく怒られたのを覚えています。近所の学会の人が集まって、相談した結果、学校に行っている間に燃やされてしまいました」

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