「修学旅行のお土産“七福神”を燃やされ…」創価学会2世の証言 長井秀和も学会からの抗議書に徹底反論
母親に300万円を渡すと…
自身の体験談に照らしても、創価学会は常にお金がつきまとう宗教団体だった。
「私自身も芸人として売れていった時期には親から“お金を出しなさい”とよく言われていました。以前、実家のお風呂のガスが古くなっていたので母親に“新しいのにしたら”と300万円ほど渡したら、それも学会に寄付されてしまったようです」
さらに、2点目の仏壇について、抗議書を読むと、学会が驚くべき行動に出ていることが分かる。
〈今般、貴殿のご家族に確認したところ(中略)仏壇関連で2千万円支出したとの事実もありませんでした〉
本人に通告なしで実の親に団体側が接触する。かの「カルト団体」と同じ行動に出たのだ。
教団が両親の署名入りで中止要請
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の元2世信者である小川さゆりさん=仮名=が10月に記者会見を開いた際、教団が小川さんの両親の署名入りで中止要請を行ったことは記憶に新しい。また、同じく10月には多額の献金が原因で妻と離婚し、息子が自殺するなど家庭崩壊した高知県の男性を勅使河原秀行・教会改革推進本部長がアポなしで訪問し、「メディアには出ないでほしい」と要請。男性は記者会見を開いて教団に抗議した。
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