〈子供たちの行方不明が増えたのは闇の政府が…〉 “普通の人”が「陰謀論」にハマる意外な理由
〈「政府は秘密結社が掌握」と44%の人が回答〉
今、陰謀論が民主主義の脅威となっている――と言われて、ピンとくる方はどれぐらいいるだろうか。
米国では既に一部の過激派以外の一般有権者たちにも陰謀論が広がっているという。ある世論調査では有権者の44%が「連邦政府は秘密結社が掌握している」と回答した、との報道もある。(「日本経済新聞」11月5日より)
しょせん米国での話だろう、と思われるかもしれないが、我々も決して人ごとではいられない状況だと新著『デマ・陰謀論・カルト―スマホ教という宗教―』で警鐘を鳴らしているのは作家の物江潤氏だ。...