秋篠宮さまと眞子さんの“亀裂”がお誕生日会見で露呈 「直接お話しできない状態」
続くぎくしゃくした関係
結果、メディアを嫌悪するに至ったというのだが、
「そのメディアの背後には国民がいるという事実を、最後まで理解できませんでした。今回の会見に際しては、自身の生活などを公にされるのはもちろん、結婚から1年が過ぎたことに対する殿下のご感想さえも“やめてほしい”と主張したと聞きました」(同)
長女から拒まれた秋篠宮さまはまた、残された佳子さまとのご関係も決して良好ではないといい、
「会見では、現在多くのご公務に臨まれている佳子さまとのやり取りにも言及なさっていましたが、殿下ご自身が行事で披露された手話については『妻にはアドバイスをもらったが、娘からは特になかった』と仰っていた。またご家庭内では、佳子さまのご公務の原稿について助言なさることがあるとも述べておられましたが、あくまでお仕事の範囲内。お互いが心を開いてお話をなさるには程遠く、ぎくしゃくしたご関係が続いています」(同)
国民から見える存在でなければ
そうした父宮のご心中について、象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授は、
「秋篠宮さまは今回、ご家族に関しては多くをお話しにならなかった印象です。10月に小室さんが試験に合格した後も、現地ではテレビなどの取材が断続的に続いています。そうした騒動が、ご自身の発言によって炎上しないよう、意図的に言及を控えられたのでしょう」
としながらも、
「ただ、今後は世界の王室のみならず皇室もまた、神秘性や伝統性だけに立脚していては立ち行かなくなります。亡くなったエリザベス女王がかつて『信じてもらうためには、見てもらわないと』と言ったように、国民から見える存在でなければなりません。メディアと皇室の関係性は、そのバランスがとても難しいと思います」
[3/4ページ]