京大院卒「替え玉業者」の素顔 「頭のデキが他と違う」同級生が証言、動機は給料への不満か

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 中国の科挙は熾烈(しれつ)を極めたため、不正に手を染める者は後を絶たず、清朝の末期には替え玉受験業者が盛況を博したという。翻って、現代日本でもネットを舞台に就職試験の代行が横行している。ようやく、警視庁も問題業者の摘発に乗り出して――。

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 警視庁サイバー犯罪対策課が11月21日、私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕した田中信人(28)は数ある就活代行業者の中でも、ネット空間で目立つ存在だった。

「田中は元々、別の業者のグループに所属しており、今年1月に独立したばかり。...

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