電力の2割を超えた再生可能エネルギー 課題は太陽光が引き起こす停電リスク
経済産業省は11月22日、昨年度の発電電力量の構成比(速報値)を発表した。
発電電力量全体は前年に比べ3.2%増加し、二酸化炭素排出量も1.2%増加した。
火力発電の比率は前年比3.5ポイント減の72.9%だった。内訳は天然ガスが34.4%、石炭が31.0%、石油が7.4%だ。
原子力発電の比率は前年比3ポイント増の6.9%だった。
注目すべきは再生可能エネルギー(再エネ)の比率が前年に比べて0.5ポイント増加し、初めて2割を上回ったことだ(20.3%)。...