宮内庁から改めて持ちあがる「秋篠宮さま」への違和感
小室さん夫妻は答えず
秋篠宮さまが57歳の誕生日を迎えられるのにあたり、恒例の会見が開かれた。注目されてきた小室圭さん・眞子さん夫妻については回答を控えられたのだが、今回の発言を踏まえて、宮内庁内部では改めて秋篠宮さまへの違和感を口にする向きもいるのだという。
【写真】吉報が届いた「眞子さん」が見せた、自由の国・アメリカでのリラックスした様子 ピンクの“チラ見せ”でラフな着こなし
これまで報じられているように、今回、記者からの「結婚から1年が経過した小室眞子さんの近況についてもあわせてご紹介ください」という質問に対して、秋篠宮さまは、《長女のことですけれども、これは本人が近況などについての自分のことについては話をするのは控えてほしいということを申しているようですので、私もここではお話を控えることにいたします》と回答された。
「我々記者としては、米ニューヨーク州の司法試験に合格した小室圭さんのことも聞いてみたかったのですが、一般人ということでストレートに質問することも控えたという経緯がありました。合格以降、夫妻はメディアの取材にも答えていなかっただけに、秋篠宮さまからその近況が語られるなら知りたかったのですが」
と、担当記者。結果として、それはうまくいかなかった。
一般人の捉え方
夫妻については「一般人」という言葉が用いられることが珍しくないが、その捉え方については、宮内庁内からもさまざまな声があるという。
「“確かに皇室から離れて一般人として生活を送っているのだから、その一挙手一投足について伝える必要はない”という意見もあります。一方で、”小室さん夫妻については、完全に独立したと言えるかどうかは微妙で、たとえば現地の総領事館がそれなりにサポート体制を築いているはず。それ1つとっても、夫妻を一般人と同列に見てよいのかという指摘は当然あり得る”といった厳しい意見も聞かれました」(同)
さらに、こんな声も。
「“これまで将来の天皇陛下の姉君でしたし、これからもその立場は変わらない。皇籍離脱したとはいえ、単なる一般人と捉えることには国民の間にも疑問があるのは事実ではないか”とのことでした」(同)
そして、次のような指摘もあったという。
「“象徴天皇制が国民の共感のうえで成り立っているとするなら、今回のような場をうまく利用した方が良かったのではないでしょうか”という意見もありました。つまり、国民が知りたいことをある程度、説明されることで、秋篠宮さま自身も認められていた“小室さん問題で影響を受けた皇室”の信頼回復に良い機会になったかも知れないというわけですね」(同)
[1/2ページ]