48万部『応仁の乱』著者が「鎌倉殿の13人」クライマックスの楽しみ方を解説 北条政子の政治センス、義時の“気弱エピソード”

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 最終回が近づいてきたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。そのクライマックスは朝廷と武家政権の一騎打ちとなった「承久の乱」である。放送前に知っておきたい目からうろこの“見どころ”を、日本中世史のベストセラーもある歴史学者の呉座勇一氏が教えてくれた。

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 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が、いよいよクライマックスを迎えようとしている。小栗旬さんが演じる主人公・北条義時の腹黒い「ダークヒーロー」ぶりに目が離せなくなっている視聴者も多いだろう。...

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