「舌を切り取り、その身を吊るして……」 源頼朝の曾祖父がおこなった「残忍な刑」のすさまじい中身

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 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、冷酷なリアリストとして描かれながらも、源氏の嫡男として「育ちの良さ」も感じさせた源頼朝。しかし、その曾祖父にあたる源義家(よしいえ)は、身内からも恐れられるほどの「野蛮な荒くれ者」だったという。

 人気歴史学者・呉座勇一さんの新刊『武士とは何か』から、源義家に関する記述を再編集してお届けしよう。

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 一般に、最初の「武家の棟梁(とうりょう)」というと、源義家の名が挙がる。...

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