“トレード会議”は「やる意味がない」とわずか3回で中止…現役ドラフトは同じ轍を踏むのか?

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掛け声倒れに終わる懸念

 12月9日にプロ野球の第1回「現役ドラフト」が開催される。実力をアピールする機会がなく埋もれている選手に新天地でチャンスを与えるのが目的とされるが、元巨人の上原浩治氏が「大事なバックアップ要員を、他球団ならレギュラーで活躍できるからと、簡単に手放すわけにはいかないだろう」と疑問を呈したように、画期的なトレードが成立せず、掛け声倒れに終わる懸念もある。

 実は今から50年以上前にも、「現役ドラフト」同様、トレードを目的とした会議が開催されていた。...

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