“替え玉受験”で逮捕の28歳男は「関西電力本店勤務」 余罪は数千件、そんなに暇だったのか

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 世間を騒がせている「就活替え玉受験事件」が、日本のリモートワークを後退させるかもしれない──こんな懸念が、関係者の間で囁かれているという。警視庁は11月21日、関西電力社員の田中信人容疑者(28)を私電磁的記録不正作出・同供用容疑で逮捕した。その後の大きな反響は、ご存知の通りだ。

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 まずは逮捕容疑を確認しておこう。担当記者が言う。

「田中容疑者は今年の春、東京都内に住む20歳代の女子大生から報酬4000円を受け取り、企業が入社希望の就活生に課す適性検査を、彼女になりすまして受験した疑いが持たれています。...

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