女性客も“お座敷遊び”で盛り上がる、有馬温泉「芸妓カフェ」 15年ぶりに十代「新人」も誕生の奮闘記
『日本書紀』に、その名が記される兵庫県・有馬温泉。日本最古の温泉地とも言われ、太閤秀吉をはじめ数々の偉人が愛したこの地に、“芸妓がカフェでもてなす”という一風変わったお店がある。なぜ芸妓がカフェをオープンするに至ったのか――。【我妻弘崇/フリーライター】
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「芸妓さんのカツラはピンからキリまであるのですが、高価なものでは一つ100万円ほどするものもあります。自分の頭のサイズに合う“マイカツラ”をオールハンドメイドで作るため、とても高価になってしまうんですね。...