浅田真央に“異変”…唐突なイメチェンの理由は? 積極的に露出せざるを得ない事情が

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 国民的ヒロインだった「真央ちゃん」から一転、Diorのドレスに身を包み、“大人の女性”としてファッション誌の誌面を飾る浅田真央(32)。大胆なイメチェンの背景にあるものとは?

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〈ぐっと大人っぽく、今までのイメージを超えた新生・浅田真央さんが登場!〉と銘打った女性ファッション誌「25ans(ヴァンサンカン)」12月号のグラビアに現れたかと思えば、「AERA」11月14日号の表紙でも妖艶なドレス姿を披露した。

 2017年4月、涙の引退会見を開いた彼女は、プロスケーターとしてアイスショーに活躍の場を移した。あれから5年が経ち、すっかり彼女もアラサーの仲間入り。大胆に胸元や肌をさらけ出すなど、まるで女優の藤原紀香や米倉涼子らが着るようなゴージャスなドレス姿で、メディアに露出し始めたのだ。

 スポーツ紙のフィギュア担当記者に言わせると、

「コロナ禍の最中、長年連れ添った母親代わりの女性マネージャーから独り立ちし、松岡修造などが所属するマネジメント事務所に移籍したのも大きい。かつては女性マネージャーの方針で、引退後もアイスショーの活動をメインに据えて“安売り”はせず、雑誌・テレビなどの出演メディアを厳選していた。浅田本人の意向も尊重し、五輪でのレポーターや解説者としての出演依頼も断っていたほどですから」

 引退後、全国を巡るアイスショーも1年半前には終えて、休養をとっていた。

手放しでは喜べない事態

 ところが、である。今秋以降、冒頭の雑誌のみならず浅田の姿を目にする機会は格段に増えた。今月11日放送のNHK特番では、吉永小百合との交流も明かされ話題となった。番組では浅田が新型コロナに感染していたことを初告白しつつ、困難な環境下でもアイスショー再開に向け準備を進めてきた様子を紹介しているのだ。

 フィギュアスケートに詳しいライターによれば、

「浅田は9月から“座長”を務めるアイスショー『BEYOND』をスタートさせ、来年3月まで全国16都市で公演します。ここ最近の“路線変更”はショーの宣伝を兼ねているわけですが、ファンにとっては手放しでは喜べない事態です」

浅田サイドの狙いは?

 いったいどういうことか。今年7月に現役引退を発表した羽生結弦も、奇しくも今月4日からアイスショーの舞台に立ち始めたのだ。

「気軽に足を運んでもらおうと浅田の公演は一番安い立見席なら3千円ですが、羽生は最安でも1万5千円前後。会場や規模などで若干変わるので単純には比較できませんが、全体的に浅田より高め。プレミア席など高い席は羽生が2万5千円と倍以上しますから、両方鑑賞したら大散財必至。引退間もない羽生の動静はメディアにも取り上げられやすい状況なので、浅田サイドとしても対抗して積極的に露出し、存在感を強めたいところでしょう」(同)

 二人はショーを企画段階から手掛けるこだわりも同じと聞く。現役時代に見られなかった“氷上対決”の軍配はどちらに?

週刊新潮 2022年11月24日号掲載

ワイド特集「善悪の彼岸」より

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