星野巨人、西本阪神…実現すれば黄金時代が到来した? 幻に終わった監督列伝

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異例の“外様監督”として招聘交渉

 来季は広島・新井貴浩、西武・松井稼頭央、ロッテ・吉井理人の新監督3人がどんな采配を見せるか注目される一方で、過去には監督候補として名前が挙がりながら、諸々の事情で実現しなかった“幻の監督”も多く存在する【久保田龍雄/ライター】

 まず、歴代監督はいずれも生え抜きという伝統がある巨人にあって、異例の“外様監督”として招聘交渉が進められたのが、当時阪神のシニアディレクター(SD)だった星野仙一氏である。

 2005年のシーズン中、渡辺恒雄前オーナーは、成績不振の堀内恒夫監督に代わる次期監督として、星野SDに白羽の矢を立てた。...

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