「野球が苦しい時も…」袴田彩会アナが語る仕事のウラ側 イーグルス優勝を願うも「複雑」な理由とは

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イーグルスに優勝してほしいけれど複雑

――袴田さんが応援する楽天イーグルスについても聞かせてください。今シーズンは4位に終わりましたが、来季は期待できますか?

 そろそろイーグルスの優勝を見たいんですよね。同時に仙台の女子アナの中でいまだに優勝のビールかけを取材したのは私一人だけなんですよ(笑)。記録を塗り替えられちゃうのはちょっと寂しいなと思っちゃいます。

 この間、槙原(寛己)さんとお話したんですけど、佐々木朗希投手の完全試合は応援したい気持ちの一方、自分の記録があるので、しなければいいのにという気持ちもあったと言ってました。私もそういう気持ちがありますが、でも素直に楽天が優勝しているところを見たいです。

――来季、期待する選手は誰ですか。

 楽天はドラフトはピッチャー中心で、そうしたルーキーがどう活躍してくれるか楽しみです。特にドラフト6位の西濃運輸・林優樹投手は指名の瞬間の姿に胸を打たれたので、注目しています。個人的にはヤクルトの石川雅規さんは学校も学部も一緒の先輩なので応援しています。すごく人柄もいいし、大好きな先輩で、200勝達成してほしいです。

――お仕事も充実、写真集も発売されますが、これからの目標があれば教えてください。

 ずっとアナウンサーとしてやってきて、今は野球のお仕事もたくさんいただいてありがたいですし、これからも続けていきたいと思います。でも写真集をなぜ出したかと言ったら、新しい経験をしてみたいから。それこそ人生1回きりだから、アナウンサーの仕事に固執せず、CMや広告の仕事、ファッション系だったり、ダンス、お芝居とやったことのない仕事に挑戦したいです。

 これがやりたいからとそこに向かって一直線でやっていくタイプではなくて、意外と流れに身を任せてるんです。今の野球の仕事も、自分からやりたいと言ってそうなったわけではなく、里崎さんとの出会いがあったからでした。この先、自分の仕事がどう広がっていくかって、わからないのも楽しいなって思います。今回写真集を出すことによって、何か次に繋がるかもわからないですし。

 その場でできることは本当に一生懸命真面目にやってるなと自分ではすごく思っています。その時、その時にできることをしっかりやっていたら、見てくれている人はきっといるし、どっかに広がっていく。どう広がっていくかわからないですが、それもこの仕事の楽しさだなと思います。

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。現在は退社し雑誌、ウェブで記事を執筆。個人ブログ「OUTCAST」も運営中。Twitter:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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