中日、「阿部寿樹」「京田陽太」を次々トレード…立浪監督の補強戦略は本当に成功するのか?
球団の方針が見えてこない
立浪和義監督1年目のシーズンは、6年ぶりの最下位に終わった中日。そんな再建を目指すチームに大きなニュースが飛び込んできた。11月15日、楽天との間で阿部寿樹と、通算154勝を誇る涌井秀章の交換トレードが成立したと発表されたのだ。さらに3日後の18日には京田陽太とDeNAのサウスポー、砂田毅樹の交換トレードも成立。昨年まで二遊間のレギュラーだった選手を一気に放出したのだ。【西尾典文/野球ライター】
京田は以前からトレードの噂があったが、特に驚いたのは阿部の放出だ。...