明日発売「ポケモン新作ゲーム」は「あつ森」「スプラ3」を超えるのか 専門家は「4000万本ヒットもありうる」と予想

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 日本、いや世界中のポケモンファンが待ちに待った日がとうとうやってきた。11月18日、Nintendo Switchソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」が世界同時発売されるのだ。今年のゲーム商戦で最大の山場を迎えると呼び声の高いポケモン新作ソフトは、どこまで売れるのか。人気の理由とあわせて専門家に聞いた。

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「スプラ3」超えは確実。「あつ森」には……

「前作の『ポケモン』正統シリーズ『ソード・シールド』(2019年)は、2022年9月末時点で全世界で2537万本を売り上げました。新作『スカーレット・バイオレット』の事前予約は前作を超える勢いと聞いています。3000万本超えは見えていると言っても過言ではないでしょう」

 こう語るのは、ゲームコラムニストの卯月鮎さんだ。同じNintendo Switchのゲームでは9月に発売された「スプラトゥーン3」が、約1カ月で790万本を全世界で売り上げて話題になったばかりだが、

「クリスマス商戦もかぶる『スカバイ』は大きくこの数字を超えていくでしょう。Nintendo Switchでもっとも売れた『マリオカート8 デラックス』(4841万本)を超えるのは難しいかもしれませんが、『あつまれ どうぶつの森』(4017万本)と肩を並べるヒットになるのでは」

 ちょっと疑問なのは、クリスマス商戦を意識した割には発売日が早くないかという点である。だが、ちゃんとした販売戦略があるとのこと。

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