「岸田首相」は実は、これまで決断をしたことがなかった

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国対委員長時代に

「決めたはずのことがブレて定まらず、結局、何をやりたいのか見えない」と手厳しい指摘が続く岸田文雄首相の政権運営。特に、山際大志郎、葉梨康弘の両大臣を更迭する判断が遅れ、混乱をきたした。とにかく決断できない男はいつからそうなったのか。岸田氏のこれまでを紹介しながらレポートする。

「岸田さんは元々、全体を引っ張っていくカリスマ的魅力には乏しく、とにかく何も決められない人というイメージが強かったですね」

 と、政治部デスク。

「自民党が下野していた間の2011年9月から1年間、岸田さんは国会対策委員長を務めていました。...

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