雅子皇后の主治医が語る現在のご体調とは 復調の陰でささやかれる“ある不安”

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「当面、1泊2日が限界だろう」

 さらにもう一つ、ご一家には長らく憂慮されている案件がある。宮内庁関係者が声を潜めて言う。

「それは取りも直さず皇后さまの“コンディション”です。令和の御代替わり以降、皇后さまのご体調が快復傾向にあるかのように報じられることが多くなりました。ですが、やはり今も厳然と“波”はおありなのです」

 そうした状況は、毎年12月9日のお誕生日に公表される「医師団見解」からも明らかであり、また、

「先月、四大行幸啓の『国民文化祭』開会式ご出席等のため四半世紀ぶりに沖縄を訪問された際は、1泊2日と慌ただしい日程でした。というのも、コロナの感染状況を十分に勘案しながら、実際には皇后さまのご体調を考慮した部分が大きかったからです。侍従職からも『現在の皇后陛下では、地方お出ましは当面、1泊2日が限界だろう』といった声が出ています」(同)

真夜中に御所周辺を散策

 実際に、そんなご体調を物語るかのような“お振る舞い”もうかがえるという。

 毎週月曜日に行われる宮内庁次長の会見では、両陛下の私的なご動静がオフレコで紹介されることがある。例えば「陛下は土曜にジョギング」「日曜は両陛下でテニス」といった具合だが、ここで明かされない“日程”があるというのだ。

「実は皇后さまは、今もうまく寝つけずに時折、真夜中の時間帯に御所周辺を散策なさることがあるのです」(同)

 かつて皇太子妃時代、そのお過ごしようは“昼夜逆転”などと指摘されたこともあった。現在もなお、生活のリズムを大幅に崩される時があるといい、それが独り深夜のそぞろ歩きにつながっているのだから穏やかではあるまい。

 こうしたご体調は、日常のご活動にも深い影響を及ぼしており、

「04年夏に『適応障害』を公表された皇后さまにとって、不特定多数の人々と限られた空間で向き合われることは大きなご負担となります。それもあって、皇居や赤坂御所での除草や清掃作業に携わる勤労奉仕団と対面なさる『ご会釈』は、平成の時代からもっぱら陛下がお一人でなさってきました。現在はコロナ禍で作業自体が減っていますが、令和に入って皇后さまがご会釈に同行されたのは、一昨年1月の1度だけです」(同)

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