YOSHIさん急死でYOSHIKIプロジェクトに暗雲 関係者は「凍結もある」
菅田将暉、さんまも認めた
「YOSHIさんは13歳の時、ファッションブランド『Off-White南青山』のグランドオープンパーティに、Off-Whiteのベルトを首に巻いて現れた。そこで同ブランドを立ち上げたヴァージル・アブローに出会い、ベルトの使い方を感心され、彼のInstagramに上げられた。するとYOSHIのInstagramのフォロワーは一夜にして1万5000人くらいに増えたそうです」
菅田将暉(29)にも認められたという。
「彼が15歳の時に撮影された主演映画『タロウのバカ』(2019年公開、大森立嗣監督)で、脇を固めたのが菅田や仲野太賀でした。2人とも彼の才能を高く評価しており、菅田は『あいつには適わない』と言っていたと聞きました」
そんなに多才だったのか。
「大人にはあまり知られていませんでしたが、Z世代を代表するアイコン的な存在でした。19年、『行列のできる法律相談所』(日テレ)に出演した際には、司会の明石家さんまさん(67)を“さんちゃん”と呼び、“カンチョー”までしていました。それでも、さんまさんから『お前だけは許す』と言われたそうです」
そしてYOSHIKIにも認められた。
ロックスター
「5日配信の『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』では、ステージを彼を見たYOSHIKIさんが、『ロックスターの心臓を持っている』『ロックスターの要素をすべて持っている』と絶賛しています。一見、傍若無人で生意気な感じにも見えますが、マイケル・ジャクソンを彷彿させるような透明感のある歌声でした」
その歌声は、YOSHIKIが出演するCM「リアルゴールドX/Y」の中で使用されていたことを、彼の死の翌日、YOSHIKIはTwitterで明かした。
《信じられない。。もうプロデュース始まってた/Vocal, YOSHIの声,この新作で聴ける/まさか遺作になるなんて》
《そう、この新曲を歌っているのは、実はYOSHI,/彼の才能は飛び抜けていた。》
さらに8日には、
《レコーディングしてた最中、彼が亡くなった/まだ信じられない、悲しい、/彼はすでにスターであり、素晴らしい人だった/自分は彼をより大きなスターにできると確信していた。》
日テレ関係者は言う。
「YOSHIKIさんはもちろん、番組関係者も現実を受け止められない状態です。日テレはオーディションプロジェクトについて今後どう進めていくか、来日したYOSHIKIさんと協議しているそうです。YOSHIKIさんにとっては、X JAPANでもギタリストのHIDEさんはじめメンバーを亡くした過去があります。またか、という想いもあるでしょう。日テレとしては企画を中止したくないはずですが、YOSHIKIさんの心中を考えると、しばらくは凍結することもあり得るでしょう」