YOSHIさん急死でYOSHIKIプロジェクトに暗雲 関係者は「凍結もある」
11月5日午前0時ごろ、川崎市多摩区の交差点で、直進するハーレーダビッドソンに右折してきたトラックが衝突した。ライダーは救急搬送されたが、その後、死亡が確認された。亡くなったのは、モデルで俳優、シンガーソングライターとしても活躍、そしてバンドでのデビューが約束されていたYOSHIさん(享年19)だった。早すぎる死に衝撃が走った。
***
【写真を見る】YOSHIKIと肩を組むYOSHIさん 「絶対に世界を獲る」と野望を掲げていたという
バンドはX JAPANのYOSHIKI(56)によるプロデュースが始まったばかりだったという。きっかけは、日本テレビとHuluの大型プロジェクト「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」だった。
今年2月に発表された《楽器、ダンス、ボーカル、どんなジャンルでもOK プロアマ問わず誰でも応募可 年齢制限無し》というボーイズグループのオーディション企画で、その審査員にはYOSHIKIはじめ、L'Arc-en-CielのHYDE、英国人シンガーのサラ・ブライトマン、KISSのジーン・シモンズ、マドンナやマイケル・ジャクソンの振り付けの担当したトラヴィス・ペインなど、錚々たる顔ぶれが参加している。
オーディションはダンス&ボーカルで進んでいたが、それとは別に選ばれた4人がバンドを組むことになっていた。ボーカルとして合格したのがYOSHIさんだった。
その模様は11月1日の「スッキリ」(日テレ)で紹介され、バンドメンバーとして合格した4人を急遽、ロサンゼルスに集め、プロジェクトがスタートした様子を放送した。さらに、5日午前0時よりHuluでオーディションの「完全版♯6」が配信された。彼が事故に遭ったのと同じ時間帯だった。日テレ関係者は言う。
[1/2ページ]