レッツゴーよしまさ 「ドリフものまね」で衝撃 志村さんが蘇った?

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 新たな伝説が始まる。テレビを見た誰もがそんな予感を抱いた。9月19日に放送された「お笑いオムニバスGP」(フジテレビ)の「2億4千万のものまねメドレーGP」という企画で登場した1人の芸人が、視聴者や共演者に衝撃を与えたのだ。彼の名はレッツゴーよしまさ。会社員生活のかたわら芸能活動を行っているものまね芸人である。

 芸人が「2億4千万の瞳」を歌いながらメドレー形式でさまざまなものまねを披露していくというこの企画の中で、レッツゴーよしまさはザ・ドリフターズのメンバー全員を次々に真似ていく「ドリフものまね」を見せた。

 彼のドリフものまねが衝撃的だったのは、個々人のものまねが似ていたのに加えて、普通に話している「素」の志村けん氏の真似をしていたからだ。志村氏のものまねをする人の多くは、コントで演技をしているときの様子を真似するものだ。

 だが、レッツゴーよしまさはあえて素の状態のものまねをした。着眼点が独特だった上に、ものまねのクオリティも高いことが衝撃的だったのだ。

トレンドは“素の状態”の真似

 進行役を務めていたアンタッチャブルの柴田英嗣は、志村のものまねについて「やめてくれ、涙出てきそうだよ」と感想を語った。また、別の番組で彼のものまねを見た磯山さやかは、生前の志村と何度も仕事をしていたこともあり、ラジオ番組で「本当に似すぎていて泣いちゃいました」と語っていた。レッツゴーよしまさのものまねのクオリティがあまりにも高かったために、本物の志村が蘇ったかのような鮮烈な印象を与えていたのだ。

 ものまねの世界では、特徴的な話し方や歌い方を持っている芸能人の真似をするのは比較的やりやすいとされている。ただ、最近のトレンドとしては、あえて素の状態のときの真似をするという手法があり、それが話題になることが多い。

 真っ先に浮かぶのは、Mr.シャチホコの和田アキ子のものまねである。和田と言えば、歌い方を真似する人が多い中で、Mr.シャチホコはあえてバラエティ番組に出ている素に近い状態の彼女のものまねをした。未知のタレントの素性を確認するために「何をされてる方なの?」と言ったり、カメラのことを「キャメラ」と表現したりするような、細かい特徴をよく捉えていた。

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