マツコ・デラックス、怒りで決別のフジテレビと関係修復か 年末に「アウト×デラックス」特番放送が決定
「もう二度とレインボーブリッジは渡りません」と宣言していたマツコ・デラックス(50)。その橋の先にあるフジテレビには、もう出演しないという意味で、両者の確執が取り沙汰されたが、再び「渡る」ことが決まったという。
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マツコの口から件の発言が飛び出したのは、今年3月3日、自身の冠番組だったフジテレビのバラエティー「アウト×デラックス」の、最後の収録が終了したときだった。
「『アウト×デラックス』は10年近く続いた長寿番組でしたが、マツコさんが腹を立てたのは、それが終了してしまったことよりも、むしろ、番組の演出を手がける鈴木善貴さんの扱いに関して、でした」
と、フジテレビの関係者は語る。
「鈴木さんは2003年の入社で、マツコは厚い信頼を寄せていましたが、担当する番組のうち『さんまのお笑い向上委員会』は演出担当を外され、『アウト×デラックス』は終了してしまった。こうした処遇をするフジテレビに不信感を募らせたのです」
鈴木氏に聞いてみると…
だが、今年6月に「とんねるず班」出身の港浩一氏が社長に就任すると、少し雲行きが変わってきたようだ。視聴率が低迷している昼の情報番組「ポップUP!」が年内で終了することが決まり、代わりに新年から始まる新番組「ぽかぽか」の総合演出に、鈴木氏が決まったのである。
マツコの決意も変わるということか。鈴木氏に聞いてみた。
「そもそも『アウト×デラックス』は、新しい番組をやってほしいということで、前向きな降板でした。マツコさんが(レインボーブリッジを渡らないと)言ったのは、本当にマツコさんにとってフジテレビがNGの場合は、スタッフにああいうことは言えないので、まあ、笑いをとったんだろうな。“求められなくなったら終わりだ”というのがマツコさんの持論ですが、自分からは“出してくれ”と言わない人ですから。フジテレビとギクシャクした、という話も聞きません」
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