「川口春奈」と「福原遥」大ブレイクのかげに…“先輩女優”の忘れられない助言
同じ事務所のブレイク女優
『silent』(フジテレビ系)主演の川口春奈(27)と『舞いあがれ!』のヒロイン福原遥(24)。所属する事務所が同じで、今年6月にはカルビー「シンポテト」の新TVCM『はるなとはるか』篇で“姉妹”としてCM初共演した。
「20代の女優でいえば、広瀬すずや橋本環奈、永野芽郁、上白石萌音らがいますが、なかでも川口と福原は伸びしろの大きい女優といえます」
そう話すのはテレビ局関係者だ。
川口の名前を全国に知らしめたのは、2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』で、沢尻エリカの代役として抜擢されたことだろう。撮り直しの部分と同時進行での撮影とあって、川口はせりふを覚えることから、衣装合わせ、顔合わせや本読みなどを2週間足らずだったが、川口は周囲も驚くほどの“荒業”で乗り切った。
「それ以前は13年の『夫のカノジョ』(TBS系)でゴールデン枠の連ドラ初主演を果たしましたが、歴史的低視聴率(第5話、3.0%)を記録し、低視聴率女王のレッテルをはられてしまったが、この時の悔しさが後の原動力になったといいます」(同前)
その活躍ぶりはCM本数でも顕著だ。今年だけでも実に17社に出演、新CM女王にまで上る勢いだ。放送中の『silent』でも、難聴になった元恋人と今の恋人の間で揺れ動く役どころだが、その細やかな心情を等身大に演じていてこちらも好評だ。
“まいんちゃん”から朝ドラヒロインに
一方の福原はNHKのヒロインオーディション4回目の挑戦で、ついに主役の座をゲットした。福原といえば、09年から13年まで、NHK Eテレの子ども向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』の主人公“まいんちゃん”として親しまれてきた。
「“まいんちゃん”に抜てきされるまでも、いくつかの作品に出演したものの、なかなかメインにはなれなかった。“まいんちゃん”のオーディションは、これで落ちたら芸能界をやめようと思うぐらいの覚悟で挑んだといいます。彼女は、どんな状況にあっても常に出せる力を全部出しきろうとするタイプ。その時にできることをすべて出し切れるようにするのが、モットーだそうです」(ドラマ関係者)
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