デヴィ夫人がスタッフに暴言、暴力行為か 法廷で飛び出した「パワハラ一覧表」
「バカ!」「クビだ!」
審判では、給与の未払い分を求めるとともに、これまでに夫人から受けた「パワハラ」の一覧表が提出されていた。そこには「バカ!」「クビだ!」「出て行け!」といった暴言のみならず、ファイルを投げつけるなどの暴力行為が挙げられていたのである。
「これらの訴えに対し、夫人はパワハラを否定して、数々の言動は“性格の持ち味”などと反論しましたが、裁判所は申立人二人に各々300万円、合わせて600万円の支払いを夫人に求めました。これを夫人は不服とし、訴訟に移行しています。これとは別に、夫人は“コロナ感染者扱いされ、名誉を傷つけられた”と主張し、マネージャー二人を相手取って損害賠償請求訴訟を起こし、ドロ沼となっています」
いかにも夫人らしいもめ事ではあるのだが、改めて申立人に現在の心境を尋ねたところ、二人とも同様に、
「すみませんが、裁判中なのでお話はできません……」
デヴィ夫人側の回答は
当のデヴィ夫人にも尋ねてみたが、代理人弁護士から書面を通じて以下のような主旨の回答があった。
「(名誉毀損訴訟における)被告両名の主張及び証拠にて示された事実関係は、全面的に否認するものであります。そもそも、現に継続中の本件訴訟事件においても確定していない事実関係に関するご質問ですので、回答いたしかねます」
かつて著書『言い過ぎて、ごめんあそばせ』を上梓した際、帯に〈貴婦人の平手打ちは社交界の常識でございますのよ〉と記した夫人。頭を下げるつもりなど毛頭ない闘いで、次はどんなデヴィ節が飛び出すのか。