デヴィ夫人がスタッフに暴言、暴力行為か 法廷で飛び出した「パワハラ一覧表」
何かとハラスメントと断じられてしまう当世、歯に衣着せぬ発言でおなじみのタレント・デヴィ夫人(82)も、ご多分に漏れず“部下”から労働審判を起こされていた。おまけに、夫人の「パワハラ一覧表」ともいうべき証拠も提出されていて……。
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「銀座にドン・ペリニヨンを広めたのは私よ!(笑)」
10月28日に自身のインスタでそう語ったのはデヴィ夫人。1950年代末、ピエール・カルダンやイヴ・サン=ローランが来日した折、高級シャンパンでもてなした逸話を明かし、ゴージャスな姿を世間に振りまく。
怒りにまかせて女性マネージャー2名をクビに
華麗な私生活を武器にタレント活動を続ける彼女だが、実は子飼いのスタッフとのトラブルを抱えていた。
「今年8月、東京地裁でデヴィ夫人が相手方となった労働審判が決着したのです」
とは、今回の一件に詳しい裁判ウオッチャーだ。
「申立人は昨年2月、夫人の事務所を解雇された女性マネージャー二人です。申立書によれば、彼女たちが事務所を去る直前、夫人の娘婿に当たる人物がインドネシアで急死。現地に向かった夫人から死因はコロナと聞いた彼女たちは、感染リスクを避けるため2週間ほど自宅勤務にさせてほしいと申し出たそうです」
そもそも夫人は“死因がコロナ”との発言自体を否定し、帰国にあたり関係機関でしっかり検査をしたそうだ。先のウオッチャーが続けて話す。
「夫人からすれば“勝手なことをするな”というわけです。怒りにまかせ、事務所の中でも中心人物だった申立人の女性マネージャー二人をクビにしてしまった。それを不当だとした彼女らは、労働審判に打って出たのです」
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