渋野日向子、不調の背景に石川遼との“蜜月関係” 隔離違反の際にも合同で練習…フォームが石川に酷似
確立したスタイルがないまま頂点に
「渋野が石川に心酔しているという話は私も聞いています」
と述べるのは、前出の宮崎氏である。
「二人はキャリアが似ていますよね。石川は高校生の時にセンセーショナルに優勝し、とんとん拍子にスターになった。プロに転向した時、既に石川の収入は年間億単位となっていたほどですから、以後、石川にとってゴルフは生活のためというより、半ば趣味のような感覚になってしまったんです。だから、彼はスイングを頻繁に改良する。アメリカでトップの低いスイングがはやっているから、と渋野に教えたのでしょうが、向こうの人とは体格や骨格が違うのでなかなか難しい」
一方の渋野は、
「デビューしていきなりメジャーを制覇した。普通の選手は国内の大会で経験を積みながら自分のスタイルをコツコツ作り上げ、階段を上るようにして頂にたどり着いていくのですが、彼女はいきなりビッグチャンスをものにしてしまった。周囲の期待は高まっていく一方、確立したスタイルがないままで、そうしたアンバランスさが苦悩の遠因にある」
そんな時に出会ったのが石川だったということか。
「人格まで変わってしまった」
「最近は、彼女は人格まで変ってしまったような気がしますね」
と続けるのは先のゴルフジャーナリストである。
「例えば、三菱電機レディスの前、韓国で行われたBMW女子選手権では3日目、クアドラプルボギーを叩いた。その時は怒りに任せ、キャディーにクラブを投げつけるように渡しています。記者会見でその時の心境を聞かれた際には、“マンギレ、プッチーン、カッチーン”と答えた。メジャー制覇した選手が使う言葉ではないですよね」
ますます募る心配の声。
こうした指摘に対する見解を本人から伺いたかったが、直撃に対して質問に答えることはなかった。
彼女のマネージメント会社に質問状を送るも回答はなし。
他方の石川の個人事務所にも質問状を送ったものの、こちらも回答は寄せられなかった。
[5/6ページ]