何かと物議を醸す谷原章介のMC力 テレビ局スタッフからは「勉強不足」という指摘も

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玉川氏の謝罪

 興味深いことに、「これくらいの発言で批判される理由が分からない」と戸惑いを見せる投稿もかなりの数にのぼった。

 いずれにしても、視聴者が谷原の発言に対して敏感になっていることが浮き彫りになっている。これには確たる理由があるという。

 同じスポニチAnnexは10月25日、「テレ朝社長会見 玉川徹氏出演について視聴者からは『厳しいご意見もある』」との記事を配信、こちらはYAHOO!ニュースのトピックスにも転載された。

 テレビ朝日では安倍晋三元首相(1954~2022)の国葬に関して、報道局社員である玉川徹氏(59)が、番組内で事実無根の発言をしたことが批判を集めていた。

 玉川氏は9月28日放送のワイドショー・情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(平日・8:00)で、広告代理店の電通が安倍元首相の国葬の“演出”を担当していると発言。だが、電通は国葬に全く関係していなかった。

 翌29日、玉川氏は事実誤認を認め番組で謝罪。テレビ朝日は10月4日付で出勤停止10日間の懲戒処分を下した。

 そして10月25日にテレビ朝日の定例会見が行われ、篠塚浩社長は玉川氏に対する視聴者の反応を「当然厳しいご意見をいただいている一方、出演にはご理解をいただいています」と説明した──というのが、これまでの経緯だ。

Twitterでの批判

 玉川氏の発言を巡る騒動で、視聴者はいつも以上に「ワイドショー・情報番組」で放送されるコメントに強い関心を持つようになったようなのだ。その影響は極めて大きい。

「飛んだとばっちり」と擁護するか、「当然の帰結」と批判するか、視聴者によって見解は分かれてはいるが、俳優の谷原章介(50)が放つ“問題発言”に関心が集まっている理由だという。

 おまけに谷原がMCを務める「めざまし8」は、玉川氏が出演する「モーニングショー」のライバル番組であることは言うまでもない。

「玉川さんのように処分が下るようなレベルの発言を行っていないのは紛れもない事実です。しかし全体として谷原さんの発言に対するTwitterの投稿を丁寧にチェックしてみると、賛否両論というよりは、谷原さんに対する批判ツイートのほうがはるかに多いことが分かります」(同・記者)

 Twitterに投稿された批判ツイートから具体例を3つ紹介しよう。

《玉川徹氏は大半が思い付きに見せかけてわざとやってるんだと思うが、この人の場合はガチでその場の思い付きなんだろうなぁ。リスク管理を考えると起用しない方が》

《発言が軽い。いつも、何も考えずに発言してる気がする》

《やっぱりとんちんかんだし、勉強したことをひけらかしたくてコメントして、一方知らないことへの薄っぺらさがひどい》

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