「コロッケ」でお馴染み 買取専門店「おたからや」の本業はFC搾取!? 元オーナーが集団訴訟
小指の欠損
ものまねタレント、コロッケの看板でお馴染みの買取専門店「おたからや」。1200以上の店舗を構え、5年連続で業界1位の座を獲得している。だがその裏ではFC(フランチャイズ)オーナーとのトラブルが絶えず、集団訴訟まで起こされる有り様なのだ。
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大阪府北部で開店した40代の男性は、元飲食店経営者。運営会社「いーふらん」の担当者から、“顧客から買い取った商品はいーふらんが5倍から6倍の値段で引き取る仕組みだから確実に儲かる”と太鼓判を押されていた。
加盟料は100万円。ただ、研修の際に違和感を抱かざるを得なかった。講師役の執行役員がヤクザ同然の身なりで、左手小指の欠損を隠そうともしなかったのだ。
100万円を投じたこともあり、後戻りはできない。昨年1月に開店したものの、チラシの写真と同じような品物が持ち込まれても0円査定ばかりが続いた。結局、いーふらんが引き取った商品は皆無。男性は、開店から1カ月も経たないうちに、別のFC店舗が近所に出されることを知って撤退を決めた。
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