小平奈緒も距離をとり…進むマスコミの「五輪離れ」 札幌の“200億円増”誘致の行方は

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冷めるマスコミの五輪熱

「実は、我々も、五輪に対して距離を置くようになっているんです」

 と小平に同調するのは大手紙運動部記者。

「10月にウズベキスタンで世界柔道が開催されました。柔道は五輪競技であり、かつ日本のメダル量産が期待できることから、これまでは全国紙は全社、スポーツ紙も主要なところは記者を派遣して大々的に報じてきました。ところが今回、記者を派遣したのは通信2社と朝日、読売のみ。マスコミの五輪熱も急速に冷めてしまいました」

 そんな“日々是落日”という様相にもかかわらず、

「札幌市は円安などのため五輪運営費を200億円上積みする見通し。税金ではなく、スポンサー収入等で賄うといいますが、おめでたい限りですよ」

 しかし、こんな情報を耳にしても札幌市は招致活動を続けるつもりだろうか。

 先の記者が声を潜める。

「ある通信社が加盟社幹部会議の席上で、“竹田恒和JOC元会長が逮捕されるとの情報がある”と注意喚起したそうです」

 札幌市は10月27日、招致スローガンを発表した。曰く、《世界が驚く、冬にしよう。》

 ヘンな驚かせ方をしないでほしいのだが……。

デイリー新潮編集部

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