「ドクターX」ファンも大満足 新BIG3と言われ始めた「ザ・トラベルナース」の楽しみ方

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ナレーションはエンケン

《特定の病院に属さず、渡り鳥のように短期間で病院から病院へと渡り歩く、さすらいのナースたちである。彼らは日本の医療を救う救世主なのか、白衣の天使か、それとも悪魔か。これはすべての患者とナースたちに捧げる、愛と戦いの物語である。》

 ここで一拍おいて、

《世界では彼らをこう呼ぶ。ザ・トラベルナース!》

 ナレーションを担当しているのは、「ドクターX」で西田院長の“腰巾着”を演じていた遠藤憲一である。民放プロデューサーは言う。

「脚本は『ドクターX』と同じ中園ミホで、原作無しのオリジナル脚本です。スタッフも同じチームで作られています。ですから、主人公がフリーの外科医からフリーの看護師になっただけと思った人もいるかもしれません。もっとも、このナレーションには大きな違いがあります。『ドクターX』は《例えば、この女、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ。外科医・大門未知子、またの名をドクターX》と1人だけの紹介でしたが、今回は《ナースたち》《彼ら》と複数形になっています。もう1人のナースが中井貴一(61)というのがミソです」

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