「餃子の王将」社長射殺事件、“黒幕”と疑われた人物の独白 「京都府警が“犯人はあんたしかおらん”と迫ってきた」
自宅に家宅捜索が
「餃子の王将」社長射殺事件で、京都府警は別件で服役中の暴力団幹部・田中幸雄容疑者(56)を逮捕した。
この事件で「黒幕」として名前が挙がるのは、かつて餃子の王将と巨額の取引を行ってきたある男性。2016年、本誌「週刊新潮」はこの男性に接触していたが、そこで語られた言葉とは――。
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16年3月、王将フードサービスは第三者委員会がまとめた「調査報告書」を公表している。目的は王将が〈反社会的勢力と関係があるかどうかを確認すること〉であり、結論として〈確認されなかった〉というのだが、同時にこの調査では、特定の人物が経営する企業グループとの間で王将が合計約260億円にのぼる取引を繰り返し、このうち170億円が回収不能となっている事実が明るみに出たのだった。...