韓国・梨泰院雑踏事故で思い出す「明石歩道橋事故」 遺族は「『行った人が悪い』は大きな間違い」

国内 社会

  • ブックマーク

 10月29日夜、韓国ドラマの舞台になったソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で、ハロウィーンを前に集まった若者らが群衆雪崩に巻き込まれ、155人(1日現在)が圧死する大事故が起きた。この事故に、2001年7月、11人が亡くなった明石歩道橋事故を思い出した人も多いのではないだろうか。歩道橋事故の遺族は、梨泰院の事故をどう見たか。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

 今回の事故では、韓国に語学留学中だった北海道根室市の冨川芽衣さん(26)ら日本人女性2人も犠牲になった。...

つづきを読む