「王将」射殺事件 射殺された社長が「鳩レース」で見せた顔が暗示するもの

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検察のゴーサイン

「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」の社長だった大東隆行さん(当時72)が射殺された衝撃的な事件で、特定危険指定暴力団「工藤會」系の幹部・田中幸雄容疑者が殺人容疑などで逮捕された。大東さんと共に愛鳩家で、生前の横顔を知る元山口組系義竜会会長の竹垣悟氏(現在は暴力団組員の更生を支援するNPO法人「五仁會」を主宰)に、大東さんがターゲットとされた理由について解説してもらった。

 事件が起きたのは、2013年12月19日早朝のことだった。自らクルマを運転し、京都・山科区にある王将フードサービス本社前の駐車場までやってきた大東さんは、停車直後に4発の銃弾を撃ち込まれた。...

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