長澤まさみ「エルピス」にテレビマンが注目する理由 「いたたまれなくなった」との声も
長澤まさみ(35)が主演する4年半ぶりの連ドラ「エルピス―希望、あるいは災い―」(フジテレビ/関西テレビ制作)がスタートした。10月24日の初回視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)は、世帯が8・0%、個人が4・4%と悪くはないが、驚くような数字とは言いがたい。ところが、業界での評判は今期No.1だという。
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【写真】“路チュー”相手の鈴木亮平と“超至近距離”で見つめあう「長澤まさみ」
長澤主演の連ドラは、2018年4月期の月9「コンフィデンスマンJP」(フジ)以来。「エルピス」は月9の後の夜10時スタートで、大阪のカンテレ(関西テレビ)制作枠だ。
彼女が演じるのは“路チュー”スキャンダルでエースの座から転落した「大洋テレビ」の局アナ。現在の仕事は深夜のバラエティ番組のコーナーMCしかない。番組プロデューサーからのセクハラやパワハラの罵倒に耐え、不眠症と拒食症に苦しみながらなんとか生きているという状況だ。
そんな彼女に連続殺人事件の死刑囚の冤罪を晴らすという企画を持ち掛けるのが、若手ディレクターの眞栄田郷敦(22)。それを手助けすることになりそうなのが、報道局のエース記者で“路チュー”の相手でもあった鈴木亮平(39)だ。
初回終了後、SNSでは高評価の声が相次いだ。
《エルピスは完全にダークホースだった。長澤まさみの演技が凄かった》
《長澤まさみはもちろんだけど眞栄田郷敦が良い…ナレがうまい。あと鈴木亮平のスーツ姿やべぇ…色んなこと飲み込み過ぎて食べ物が飲み込めない浅川さんが自分の意志で飲み込まないと決めてからのキリッとした顔がまた…ドラマとは分かってても応援したくなる。》
メインの3人の演技を評価する声が多いが、テレビマンはどう見たか。民放プロデューサーは言う。
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