粉飾の「経営再建」! 内部資料が暴く「レオパレス」入居率改竄の手口 家賃滞納者も放置
2年近く放置
全賃貸物件に対する入居状態の部屋の割合を示す「入居率」は、売上はもちろん株価にも直結する肝心要の指標である。「レオパレス21」では、「施工不良問題」の発覚以降、意図的な入居率の嵩(かさ)増しが行われた疑いが持ち上がっていた。それを指摘したのは、社外取締役や監査役などに送り付けられた「至誠要望書」なる内部告発文書だった。
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文書作成に携わったレオパレスの幹部社員が、前回(「週刊新潮」2022年10月20日号「MONEY」欄)からの告発を続ける。...