「嫌なことは結局しない」「仕事を辞めるのは脳が折れるタイミングで」 養老孟司さんとヨシタケシンスケさんが語り合った「仕事論」「幸福論」
「好きこそものの上手なれ」か「石の上にも三年」か。
「仕事に我慢は付き物」か「無理して働く必要なし」か。
立場や経験によって意見はさまざまなので、正解はないというのが正解なのだろうが、誰しもが考えたことがあるテーマだろう。
突き詰めていえば「どのような働き方が幸せにつながるのか」という問いである。
『バカの壁』『ヒトの壁』等で知られる解剖学者の養老孟司さんと、『りんごかもしれない』『欲が出ました』等で知られるイラストレーター、絵本作家のヨシタケシンスケさん――二人とも、若い人から仕事や生き方の相談を受ける機会があるという。...