香港で日本のセクシー女優が売春逮捕 経験者が明かす“海外出稼ぎ”のギャラと客層

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シアトルでの出稼ぎ生活

 恭子の場合、当初は10日間の契約だった。しかし一週間で音を上げたという。

「1日に十数人を相手しなければならなくて、とにかくハードなんですよ。ピルを飲み、ノースキン。“ちょんの間”というのに近いんですかね?面倒なサービスは求められない代わりに、ひたすら本番なんです。途中、ロスで同じように出稼ぎした子が『一日3万円も稼げなかったから』とこっちにやってきていましたから、私はお客さんの付きは良かったのだと思う。でも我慢の限界で『日本に帰りたいです』と泣いちゃいました」

 香港で逮捕された女優は「半分遊び、半分売春」と、ちょっとしたワーケーションのノリで出稼ぎしていたようだ。が、恭子の場合はそれもできなかった。

「私、ひとりで行動できない人なんで……。部屋から出るときは、外国人のボスと一緒にスーパーに買い出しに行く時くらいでした。出前とかなく、全てインスタント食品です。料理できないし、売ってる食材も全然わからないから。監禁されてたわけじゃないですよ」

「地下送金」待ち

 本当ならば500万円ほど稼げるはずだったが、滞在を切り上げたため、目論見は狂った。

「それでも300万円くらいの儲けになりましたよ。ギャラもそうですけど、チップが凄かったから」

 とりあえず、8,000ドル(約90万円)だけ持って帰ったそうだ。

「よく分からないんですけれど、アメリカから持ち出せるお金の額とか、日本に持ち込めるお金の額に制限があって。残りは『地下送金』されるそうです。手数料を引かれるけど、あと200万円はもらえるはず。でも、持ちだした分の8,000ドルはもう使っちゃいました」

 その後、恭子と連絡をとっていないが、果たして金は無事に手元に届いたのだろうか――。

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