【舞いあがれ!】福原遥は“ラッキーガール”と言われるゆえん

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 10月3日よりスタートした朝ドラ107作目「舞いあがれ!」(NHK)。東大阪市と長崎・五島列島を舞台に、パイロットに憧れるヒロイン・岩倉舞を描く。スタートしてから3週間、浅田芭路(9)がヒロインの子供時代を演じてきた。21日の放送で満を持して福原遥(24)が登場した。朝ドラのオーディションを受けること4度目にして勝ち取った主役である。メインの視聴者層には知名度はいまひとつかもしれないが、どうしてどうして、若者たちには大人気の俳優である。

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 ネット上では、こんな声が見かけられる。

《来週から福原遥さんの朝ドラがはじまるんだなぁ…ちむどんどんする》

 民放プロデューサーが言う。

「ネット上では、放送後に“反省会”が開かれ、史上最低と酷評された『ちむどんどん』への当てつけと、『舞いあがれ!』への期待の高さが伺われます。そこには福原のこれまでの活躍が裏打ちされているのでしょう」

 もっとも、朝ドラのメイン視聴者層の知名度はそれほど高くないという。

「これまでのヒロイン、堀北真希や有村架純、広瀬すずなどに比べれば、60代以上の視聴者には馴染みは薄いでしょう。しかし、彼女と同世代、その母親世代には、現在も“まいんちゃん”として親しまれています」

 2009~2013年にEテレで放送された子供向け料理・食育番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」で演じた主人公・柊まいん役だ。

「7歳で子役デビューした彼女は、小学校4年生の時にオーディションでこの役を掴みました。オーディションに合格できなかったら芸能界を辞める覚悟だったそうです。この番組では、歌って踊れるヒロインとして人気となり、NHKの他の子供番組とのコラボも行われましました」

 福原には歌手としての顔もある。

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