昔のライバルはすっかり消えて…若槻千夏がバラエティ番組のスタッフから信頼されるワケ
熾烈な椅子取りゲーム
いわゆる“キャラクターかぶり”というか、当時のライバルといえば、小森純(36)、益若つばさ(36)、木下優樹菜(34)、鈴木奈々(34)──という面々だった。
1984年生まれの若槻がフロントランナーとして道を切り開き、85年生まれの小森、益若、87年の木下、88年の鈴木が追随したことがよく分かる。
「若槻さんから鈴木さんまでを並べてみると、芸能界で生き残ることがどれだけ大変か一目瞭然です。おまけに若槻さんは芸能界から一度、距離を置いたはずです。それでも視聴者から忘れられることはなく、依然として売れています。これは驚嘆に値します」(同・スタッフ)
視聴者から人気を得ているだけではない。明石家さんま(67)、くりぃむしちゅーの上田晋也(52)と有田哲平(51)、有吉弘行(48)といった人気MCからも高く評価されているそうだ。
多くの視聴者は意外と気づいていないが、かつてと今とでは、若槻のキャラクターはかなり違っているのだという。
「芸能活動を休業する前は、基本的にはおバカタレントの1人でしたし、本人もそれを自覚していたと思います。ところが芸能界から距離を置くと、アパレルの経営に参画したり、結婚や出産をしたりと、様々な人生経験を積みました。その結果、もともと上手だったトークの説得力や切れ味が増しました。以前は若さに任せて前に出るだけしかなかったのに、今では話題も豊富です。もう誰も、おバカタレントとは思っていないでしょう」(同・スタッフ)
[2/3ページ]