小室圭さん「司法試験に合格」で聞こえてきた宮内庁側の「複雑な反応」

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支援者のサポートで年収大幅アップ

 ニューヨークでの生活については、収入と支出のバランスが合わないとの指摘も根強くあった。

「年収はとりあえず2000万円などと言われていますが、もっと稼ぐのではないでしょうか。弁護士になったらあれこれサポートしてくれる支援者が存在するようで、法律事務所側にとってもそれは旨味がある。ホームページには“圭は日本語が流暢です”とも記されており、自身の強みのアピールにも余念がありません」(同)

 宮内庁側は今回の合格や、これまでの流れをどんな風に見つめてきたのか?

「合格については出発点だという認識が強いようです。様々な批判にもめげずに試験に受かったのは立派だが、“そもそもそういった批判の声があがっていたのは、圭さんの立場に対するある種の期待の高さがあったことの裏返しでしょう”と改めて指摘する人がいたのが印象的でした」(同)

 庁内の物言いは遠慮があるためかいささか回りくどいが、要は眞子さまと結婚する以上、相手の男性は相応しい生活水準を保証するのが当然だ、といった期待があったということのようだ。たしかに皇族女性が臣籍降下して結婚するにあたり、相手男性の生活基盤が不安定なのは異例のことだった。

手放しで喜んでよいものか

「圭さんはその壁を突破すべく、“弁護士になるのは間違いない。1度目の試験での合格は確実”などと宮内庁側に伝えていたということのようですね。もちろん結婚について宮内庁が異議申し立てをする立場にありませんが、圭さんの申し出には強いインパクトがあったことは確かでしょう。見知らぬ土地での生活に懸念は尽きないが、弁護士となり収入面は安定し、眞子さんは皇族であった頃の品格を失うことなく生活していくことができそうだというわけですね」(同)

 しかし、その実現には時間がかかった。

「たかが1年なのか、されど1年なのか、捉え方は人それぞれなのでしょうが、2人の生活が海外ゆえになかなか把握できず、複雑な思いを抱いている宮内庁の人もいるということでした。今回の合格は大変喜ばしい。ただ、それを手放しで喜んでよいものか悩ましい。今後のことを考えると心配事はまだとても多い……というのが関係する人たちの偽らざる心境でしょうか」(同)

 そういった苦悩というか感情にシコリのようなものを関係者が抱えるのも、眞子さんは将来の天皇陛下となる悠仁さまの姉であり、これからも常に注意を払うべき対象であることに変わりはないということに尽きるのかもしれない。

デイリー新潮編集部

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