玉川徹、過去にもデマを拡散…“被害者”らの怒りの声 ディレクターには「パワハラと思うくらい厳しい」

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致命的なミス

 冒頭の石戸氏は言う。

「以前、玉川さんは、スタジオでの感想は多少踏み込んでもいいが、基本的なデータやファクトは正しく報じなくてはいけないと周囲に語っていた。間違えが重なると番組の信頼が損なわれる。逆に相手が反論しても事実が合っていれば番組の信頼は増す、と。しかし、今回はこうした態度が消え失せていた。自分の姿勢が支持されたという自負が、これくらい言っても大丈夫だろう、と軽率な発言につながったとみます。致命的なミスでしょう」

 ちなみに、彼が謹慎中の10日間、「モーニングショー」の視聴率は普段とそれほど変わらなかったという。

週刊新潮 2022年10月27日号掲載

特集「『降板か? 残留か!?』の揺れた10日間 反権力のアジテーター『玉川徹』害毒発言の履歴」より

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