女子大生遺棄事件、容疑者とSNSで出会った知人が明かす“素顔” 「薬物を違法売買」「常にナイフを携帯」
団地の住民から怒られたことも
「あと、女絡みの話をよくしていましたね。こんな女を抱いたとか、あんな女を抱いたとか、全部商売女を抱いた話なのですが、あたかも素人を抱いたかのように小野は語るのです。スナックで隣についてくれ、仲良く話した女の子のことを次の日には“俺の彼女”と真顔で言っていて、驚いたこともあります」
ツイッターのプロフィール欄に〈元傭兵〉と記されていることについては、
「とてもそんなタイプではありません。小太りでいつもヘラヘラ笑っていて癖毛で、キューピー人形みたいな男でしたからね。外国語も話せませんし。あと、海外への渡航費用だってどうやって捻出したのか。働いていた当時、金がなくてご飯が食べられないから毎日2千円ほどを前借りしていたくらいですから」(同)
その後、結婚して娘をもうけているが、娘が誕生したのと同時期に住んでいた道営住宅の近隣住民は、
「小野さんはここにいる頃、タクシー運転手をしていました。当番なのに雪かきをやらないことがあって団地の住民から怒られていたことがありましたね」
“人をあやめたことを後悔している”
離婚して独り身となり、事件現場となった札幌市東区のアパートに流れ着いた小野容疑者。住民が記憶しているのは、マフラーを改造したスバル・インプレッサを、深夜にもかかわらず爆音を響かせながら走らせる姿である。
冒頭の札幌在住の女性が話す。
「2年前の夏に初めて直接会った時、小野は半そで短パンで、刃渡り8センチくらいのナイフを腰に付けていました。正当防衛のため、と言っていました」
“死にたい”という気持ちを吐露することもあり、
「その理由は、“傭兵時代に人をあやめたことを後悔している”とか“親不孝者だ”とか。親不孝者については思い当たる部分があります。3年ほど前、小野の親が亡くなった時、ラッパーのようなポーズで撮った写真をインスタグラムに載せ、“不謹慎な喪主”と書き込んでいました」
[3/4ページ]