宮城県で「孫の育休」が取得可能に? 「家族全員での子育てを応援」
共働きで忙しい親に代わって祖父母が育児を手伝う「孫育て」を推奨する自治体は少なくない。だが、世の中は70歳定年時代。減り続ける年金を補うために爺さん婆さんは、働き詰めである。
そこで、宮城県の村井嘉浩知事が、孫の育児をするために県職員が特別休暇を取得できるようにする方針を明らかにしたのは今月3日のこと。宮城県庁では改正地方公務員法によって定年を60歳から65歳に段階的に引き上げる措置を2023年度から行う。結果、孫がいる職員が増えるのを見越して、従来の育休制度を広げることにしたというのだ。...