オリックス、日本一への“執念” イチローが躍動した1996年とつながる「歴史の糸」
“神戸で胴上げ”に懸ける思い
オリックスが、1996年以来、26年ぶりとなる日本一を目指す戦いは、2年連続の同カードとなった。ヤクルトとの日本シリーズ。その頂上決戦には、26年前と“同じ思い”が貫かれている。
何としても、本拠地胴上げをやりたい――。
26年前、オリックスがつかんだ「日本一」へのモチベーションは、この切なる願いに集約されていたという。
「神戸で胴上げ、日本一というような、すごい強い目標というか、思い。それが強く出たんですよね、96年は。それが、全部達成できたじゃないですか」
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